茨城県動物指導センターから
引き取った田楽。

具合が悪い日々、痩せていく体
吐き戻しに下痢。

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どんなに体力を消耗しても
散歩だけは必ず尻尾を振って行く。

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田楽の澄んだ瞳、クリクリした
大きな目を見つめて
仲間たちはどうにかならないか、と
毎日トッピングを作って来てくれて

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ぶらぶらとぶら下がるこれ
歩く度に足にバチバチ当たって
痛いのか、片足をあげる。

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2022/10/18 センターから
CACIに来て、ようやく
始めの処置段階に入りました。

直ぐに手術できなかったのは
フィラリア強陽性、貧血、激ヤセ
手術に耐えうる体力はなしだったので
とにかく、栄養をつけること。

それが食欲がないので難しく
昨年末からようやく食べ始め
薬も飲めるようになり。

フィラリアも貧血もあるけれど
肉がつき始めたこのタイミングを
逃せるはずもなく、手術になりました。

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問題はこの睾丸だけではなく
他にもあるので、第1段階は去勢。

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退院の日

1頭の命を救うってことは
本当に難しい。

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CACIボラ全員、ここ一点に集中。
細かいサインも見逃さずに
ひと山越えたことに
まずはほっとしてます。

ガリガリふらふらになった田楽。
もう、ダメかと思った日もありました。

譲渡とかそんな先の事よりも
まずは田楽が元気になってくれること、
それだけを願って今日もお世話に
励みます。

田ちゃん、よく頑張ったね。
沢山食べてね。



明日は緊急で医療処置が必要な子が
茨城県指導センターにいるため
引き取って来ます。

救えども救えども
緊急の子、数が減らない茨城。
ボラの体力、資金も
追い付かない現状。

田楽も去勢さえしていたら
こんなに苦しまないのに…。

不妊去勢さえしていたら
こんなに増えていかないのに…。

不妊去勢の義務化まで
いかなければ止まらないのでしょうかね。
不幸の連鎖は…。


ボン