私達が、一般のご家庭より
犬を引き取る場合
ガリガリに痩せこけ
ストレスがかかり
手を出せば咬まれるかもしれないほどに
なっていたり、
あるいは病気が進行し
どこから治療をすればよいのか、と
思うぐらい、状態が悪化していることが
多く、何でもっと早く
相談してくれなかったのか、
手放す決断の遅れを
恨めしく思ったりします。
今回、ご自身の体調悪化により
泣く泣く手放された
ポインターを本日
引き取りに行ってきました。
数年前まで、競技で優勝を
何度も果たしてきた子です。
室内の壁や棚に、ところ狭しと並ぶ
優勝の賞状、優勝盾の数々
きれいにファイリングされた
関係書類
どれだけ大切にされていたのか
見ればよくわかりました。
こよなくセッター、ポインターを愛し
毎日の暮らしが充実していたか。
とても穏やかに育ったポインター君。
若かりし頃の勇姿。
可愛らしいおじいちゃま。
犬舎は立派で
専用の流しもきれいに
手入れされていました。
すでに入院され
お会いすることがかなわず
どれ程、この子のことを
気にかけていたのか。
手放すことは、とても寂しく
悲しいものだと思います。
パートナーとして
共に数々の競技に参加し
そして、暮らしてきたのですから。
競技で優勝するには
日々の愛情と信頼関係がなくては
できないものです。
もう二度と会えなくなることを
覚悟し、別れの決断をされました。
愛すればこそ、この子のために…。
手放すことは悪いことでは
ありません。
自分の健康に約束なんて
できませんから。
自分本位ではなく
犬のことを考え
「早い段階で手放す決断をする。」ことです。
そして、誰に託すか。
命を左右する大切な決断です。
迷われる方、悩まれている方が
いましたらどうぞご相談ください。
大切なパートナーのために。
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090-8305-3718 金子