皆さんと暮らしている
動物たちは、きっと自分の意思で
その子を迎えたはず。
ですが、そうでない場合も
かなり多いのです。
子供が(親、親戚)買ってきた
もらってきた
自分で世話するからと
家族の反対を押しきり飼う
親が寂しくないように
独り暮らしが寂しいから 等々…
会に寄せられる引き取り相談で
一番多いのが
独り暮らしの親が
寂しくないように買い与え
面倒が見られず、他界する
病気で入院など…
そんな理不尽な理由で
翻弄される命が
見捨てられた命が
今日もありました。
今週になり千葉県愛護センターに
持ち込まれたダルメシアンの
引き取り依頼がありました。
子供が買って親のところに
置いていってしまい
面倒が見られずセンターへ…
子犬の時は小さくて可愛くて
室内だけで、お散歩にいかなくても
飼えるでしょう。
でも、その時期は産まれてから
4カ月程。
ストレスやさかり、吠え
いたずら、育てるのも大変です。
じっとしているわけではない
生きている動物。
散歩の引きはかなりあり
散歩も下手。
でも、この子のすごいところが見えています。
何をすれば良いのかを考えられる。
こんな風に何をすれば良いことがあるのか
顔を見て待っていると 目を見て座りました‼️
たった、2日にして
飼い主の持ち込みは
公示されることはなく
愛護センターが公にするのは
一般の人へ譲渡可能と判断された場合のみ。
この子は一般譲渡から
外されました。
そして私たちに打診がありました。
昔は持ち込みは即殺処分でしたが、
今はチャンスがあります。
最後のチャンス
引き受けさせていただきます。
年齢は7才
体重は30キロ
性格は友好的で
きっと、お勉強大好きな子です。
車のトランクを開け
バリケンの扉を開けたら
自ら飛び乗ろうとしました。
愛護センターでは吠えっぱなしで
とても止まらなかったとのこと。
車の中で吠えまくるのかと思っていたら
暫くして伏せ、
「フーッ」とため息をつき
到着までの1時間と少し
大人しく寝ていました。
いつもこの子達の気配を
後ろで感じて涙が出ます…
辛く寂しく怖い思いをなぜしなければ
いけないのかと…
この子が何をしたのか と…。
犬や猫を飼うとき
家族全員、離れて暮らしていたとしても
もしもの時に備え
家族全員が賛成で
強く迎えたいと思わなければ
いけないですね。
かわいそうな犬や猫を
生み出さないために
考えてほしいです。
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