GUNDOG RESCUE CACI 活動ブログ

ガンドッグレスキューシーエーシーアイ

2020年03月


 

 

58日間にわたるクラドファンディング

長期間に渡り、ご伴走いただきまして本当にありがとうございました。

 

立ち上げ前日は、日常生活に現実味のない「鳥猟犬」問題に興味持ってくださる方はいらっしゃるのだろうか。

そして逼迫した活動費がこのクラウドファンディングで調達できなかったら、どうなってしまうのだろう・・。

不安と恐怖の間で、なかなか寝付くことができませんでした。

 

しかしたった数時間で200万のご支援金が集まりました。

そして最終、781人という多大な皆さまのご賛同の元、ご支援をいただくことになりました。

 

影日向に活動をささえてくださっている里親様、ボランティアの方々、そして協力団体の方々はもとより

今まで鳥猟犬、そしてCACIをご存じなかった方々の励ましのエールは

涙なしには読めませんでした。

 

先の見えない混沌した社会で生きる中、いうまでもなく「お金」は大変貴重です。

その貴重な大切なお金を、CACIのご支援に投じてくださったことを

ただただ、ありがたい気持ちで一杯です。

そしてこのご支援は、皆さまのご意思

”CACIに鳥猟犬の未来を託したということ”

 

皆さまの多くのエールに包まれ、

CACIは、「捨てられた鳥猟犬の保護活動」がなくなるその日まで走り続けます。

 

そして本年度より新たなに始動する活動

皆さまのご支援により、次なるステージの扉を開けることができました。

「捨てられる鳥猟犬がいなくなる社会」に向けて、「遺棄」行為に及ぶ前に対応できる

 

「鳥猟犬の相談窓口」

を開設いたします。

  ・ハンターの老齢により猟を辞めることになったー。

 ・猟に使えなくなった。

 ・鳥猟犬を飼ってみたら、思いのほか大変で手放したいー。

急激な勢いで核家族化、1人暮らしの方が増加しています。

そして現在、ハンターの平均年齢は70歳超。

愛情深く育ててはいても、病に伏せると愛犬のお世話もままならないでしょう。

私たちが今まで培ったノウハウで、

遺棄される前に、センターへ持ち込まれる前に、

1頭で多くの鳥猟犬を新しい家族へと繋ぎたい!

 

CACIは、次なるステージに向け、突き進みます。

今後とも、私たちの活動をお見守りいただけましたら、とてもうれしく思います。

そして、これからもご伴走よろしくお願いいたします!

共に、鳥猟犬の未来のために!

 

 

GONDOG RESCUE CACI代表  金子 理絵

 

 

Readyfor株式会社、そしてご担当者様

クラウドファンディングに不慣れな私たちに

「こちらの過去事例を参考になさってください」

「このような表現の方が伝わりやすいです」

手とり足取りご助言いただきました。

私たちの想い、事情を、みなさまに判りやすくお伝えできたのは、ひとえにReadyfor株式会社のお力があってこそでした。

この場をお借りして、厚く御礼申し上げます。

 

 

 

【リターンにつきまして】

 

 

「CACI活動報告」を含むグッズ関連につきましては、2020年12月発送予定です。

 

【CACI物語:卒業犬 ㉕「クオ」】


私たち夫婦は、CACI近くに居を構えています。

住宅地とはいえ、日本では珍しい犬種の大型犬が頻繁に散歩しているのを不思議に思い

声をかけてみると、「鳥猟犬専門のシェルター」の保護犬たちでした。

そして、お散歩をしているのは、飼い主さんではなく「ボランティア」の方々だということ。

▲保護した当初のクオ

 

私と夫が初めてCACI保護犬のクオを見たとき、

目をクリクリさせて、顔と同じくらいの大きな耳を持った愛らしい姿にすっかり心を奪われてしまいました!

もともと、私たちは「犬と暮らしたい!」と思っていたので、なおさらです。

クオは鳥猟犬ではありません。人のいない山中に数頭の兄弟犬と共に捨てられていたそうです。

早速CACIに申し入れをし、クオと何度かお散歩をし、シェルターでのトレーングに参加などを経て

2週間後クオを迎え入れ、「お試し期間」に入りました。

その当時、クオはまだ5か月の仔犬。日々の躾、トイレトレーニングから始まって食事の際のお約束、たっぷり遊んであげる時間など、実際に生活をしてみると、クオの要求を完全に満たしてあげるキャパシティ、余裕が、私には“ない”いうことを判りました。

日本に来てまだ日が浅く、様々な生活様式の違いから、私の心は疲弊していました。

その思いもクオを迎え入れることにより、払拭できるのではと思っていたのですが

実際は、ますます重責となってしまったのです。

可愛い、愛らしいクオ。そんなクオに自分のことで精いっぱいで、充分な世話もできない私の元で暮らして、クオは幸せになれるだろうか・・・・。

既に我が家に迎え入れて2週間が経過していました。クオもようやく慣れてきて、くったくのない無邪気な表情でくつろいでいます。

夫婦でずいぶん葛藤しました。しかし利己的な愛情でクオの幸せを閉ざすことはできないとの結論に至り、私たちはクオをあきらめる苦渋の決断をしたのです。

クオが新しい家族を得るチャンスのために・・。

そして再び、手厚くケアしてもらえるシェルターに戻っていきました。

クオが去り、賑やかだったリヴィングが急に色あせて見えました。

喪失感で胸が張り裂けそうになり、幾度涙を流したことか。

再び夫と2人の平穏な生活に戻るには、長い時間を要しました。

私たちがシェルターを再び訪問するまで2か月を要しました。

私は怖かったのです。クオが私を恨んでないか。

そして一番恐れていたのは「クオは、もう私たちを忘れているのではないか・・・・」

その恐れはすぐさま消え去りました。

クオは私たちを見るや否や、大きな目をさらに大きく見開き

尾をブンブン振って、駆け寄ってきたのです。

その興奮はすさまじく飛び上がってはキスの嵐!

あなたにあれだけ期待をさせ、そして落胆させたこの私に

無垢な愛を、喜びに満ちた大歓迎で、私たちに示してくれたのです。

 

クオ、あなたは私に大きな贈り物をしてくれました。

私は喜びで一杯な気持ちに満ち溢れていました。

 

すぐさま、口に出たのが

「手は足りていますか? 私にお手伝いできることはありますか?」

私も私にできることでクオからもらったこの満たされた気持ちの恩返しをしたい。

心からそう思ったのです。

以前ベルギーに住んでいた時も、ボランティア活動には取り組んでいたので、活動に参加することは

自然の成り行きでした。

その後、週に1度、お散歩ボランティアとして活動に参加しています。

犬とお散歩をする際に、私はその犬の全責任を負わなければならないと自分に課しています。

そのため、お散歩前には必ずお散歩コースの事前確認をしています。コースを1人で見回り、犬が拾い食いしないように予め拾えるゴミは回収しておきます。

また、シェルターの清掃、そして犬たちと“遊ぶ”ことも立派な仕事です。

そして私のすべてを受けて入れてくださったボランティアの皆さま

私がクオをお返ししたことへ非難するわけでもなく、むしろ積極的に犬への接し方を教えてくださいました。そしてお散歩の際には、必ずクオの担当につけてくださいました。

やがて私も少しずつ、日本のカルチャーに慣れ、心の中のどんよりとした霧も消えていったのです

 

私たち夫婦が「犬を家族に迎え入れたい」という願いをあきらめたわけではありませんでした。

そして再び「クオ」を迎え入れる決意をしたのです。

ちょうどその頃、幼い犬なのにも関わらずクオは「若年性白内障」の告知を受けていました。

近い将来、クオの目は光を失うことでしょう。

それでもクオはクオ。すべてを受け入れ、改めて家族に迎え入れることにしました。

▲見えなくなったときに備え、クオに伝える方法としてベルを使うトレーニング

 

お散歩ボランティアで培った経験、そして夫、金子代表、ボランティアの皆さまに支えられ、

クオとの暮らしは安定しています。

既にソファーはクオ専用。暖かい昼下がりにはバルコニーで昼寝をしたり、いつも私たちのそばに来ると

可愛いおしりをぴょこっと押し付けて座ります。

クオが視力を失うその時に備え、クオが不安に陥らないよう、私たちは毎晩クオを抱きしめ、このゆるぎない安心感を共有します。

 

彼女は最高の、私たち夫婦の愛すべき女の子。

私たち夫婦は心から、金子代表始め、温かく寄り添ってくださったボランティアの方々に深く感謝しています。

 

 

ンテ、ハルヒト、そしてクオより

 

 

クオの前途を心配して、ライターの白石さんがご自分のブログに「里親募集」を掲載してくださったことがあります。白石さん、クオは無事、温かい家族に迎え入れられました。

ご尽力、本当にありがとうございます。

 

 

【白石かえ】 

犬学研究家、雑文家

http://budbud.blog70.fc2.com/blog-entry-1653.html?fbclid=IwAR0U96nTJQT5FKWG_7pw6AJcRAv44m60O-IfzHuZaL_JCa21PGafpwgYXk4

 

 

みなさまの、日々ちょっとしたお声かけや、話の話題の一つで挙げることで

尊い大切な命がつながる扉となるのです。

そしてその行為はすでに立派なボランティア活動です。

保護活動はみなさまのご尽力がなければ、成し遂げられません。

 

 

クラウドファンディングも残り1日となりました。

今後ともCACIの活動にご伴走いただけましたら、とてもうれしく思います。

 

🌱🌱🌱🌱🌱🌱🌱🌱🌱🌱🌱🌱🌱🌱🌱🌱🌱🌱🌱

クオちゃんの譲渡にあたり最後に…

目の手術をしない決断をした私。
それがいいのか迷いました。
しかし、時は待ってくれず
悪化をたどり
今野先生に診ていただき
既に片目は失明。
残る目も、ほんの少し
光をとる程度でした。

落ち込む私に
今後も全力でサポートしてくださると
おっしゃってくださった

今野動物病院院長 今野忠好先生
畑沢動物病院院長 諏訪部先生

本当にありがとうございました。
クオちゃんを無事に
送り出すことができました。
これからもお世話になりますが
よろしくお願いいたします。

今野先生には30年お世話になっています。
最後の健康診断を終え記念撮影。

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クオちゃんに今後何が起ころうと
今野先生も星野先生も私たちもついている!
ハルヒトさん、ヤンテさん、大丈夫!
一緒に乗り越えていきましょう。

可愛いクオ、今度こそ幸せに。

🌈🌈🌈🌈🌈🌈🌈🌈🌈🌈🌈🌈🌈🌈


クラウドファンディングも
残り1日となりました。
今もなお、応援ご支援をいただき
心からお礼申し上げます。
ラスト1日‼️
私たちからの感謝の想いと
これから向かう未来に向かって
ゴールのテープを切りたいと思います‼️







【CACI物語:卒業犬 ㉔「レディ」コロ、ノア、ポーラ、ひなた】後編

―そんな鳥猟犬たちの魅力に笑みがうかぶようになった頃、「レディ」と出会いました。

お空へいってしまったポーラ。

ポーラの呼吸がとまるとき、不思議とこれが最後だということがわかりました。

そして「絶対また私がポーラを見つけるからね!見つけるからね!」と大声で叫んでいたのを覚えています。

その後、ポーラの面影を探し過ぎていたんですね、、、

トライアルをしてうまくいかず、犬と暮らす自信がなくなっていたとき、愛護センターに持ち込まれたイングリッシュセッターの仔犬の1頭「茶白」の里親にならないかと金子代表より連絡をもらいました。

レディと暮らしはじめて数か月後、ポーラを追うようにお空へのぼっていったノア。

そして、「ひなた」を迎え、レディとひなたとの暮らしがはじまりました。

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レディは、フィールドタイプのイングリッシュセッター=鳥猟犬。

ひなたは、ボーダーコリー=牧羊犬。

いずれも、人と共に働いてきた犬種です。
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ひなたは、「ボーダーコリー・レスキュー・ネットワーク(BCRN)」より譲渡されました。http://www.newbcrn.jp/web/index.shtml

 

それぞれ、人が仕事をしやすくするための特性が組み込まれブリーディング(注1)されてきた歴史があり、本能的な行動も強く残っています。

そして、人と共に働いてきた犬だからこそ、その働きができることが、犬たちの楽しみであり生きがいであり、満たされることになっている。

そんなレディとひなたが、犬の能力とその犬たちとの共同作業の楽しさを教えてくれました。

 

― 鳥猟犬たちとの共同作業の魅力

保護をしたイングリッシュセッターが生んだ6匹の仔犬。

そのうち貰い手が見つからなかった3頭が、愛護センターに持ち込まれました。

当時、生後2か月半だった「耳黒・茶白・耳白」

それが、「フィーユ・レディ・チップ」の3姉妹でした。

保護犬なのに、誕生日と姉妹犬がわかっているレディ。

姉妹で会ったり、互いの成長を知れることは、とても幸運なことでした。

 🔶 成犬になった3姉妹 🔶


野生児!?風のように山を走る「フィーユ」

シティー派♪おしゃれでうつくしい「チップ」

 https://readyfor.jp/projects/GUNDOG-RESCUE/announcements/126854

そして、愛してやまない我が家の「レディ」

 

フィーユには、りおねえさん(ボーダーコリー)

チップには、サニーにいさん(CACI卒業犬:イングリッシュセッター)

レディには、ノア。

一緒に暮らす犬や環境が違いそれぞれの個性がひかる3姉妹だったけど、みんなに共通していたのは、イングリッシュセッターの本能。
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▲「なんにも教えていないのに、鳥にポイントするのよ!」

 

パピーの頃から、お山を走っていたフィーユと一緒に遊ぶようになり、自然の中を自由にいきいきと走るレディの姿に魅せられていきました。

そして、

「レディが楽しむ時間をもっと一緒に過ごしたい」

「フィールド(野山)をレディと安全に楽しむ方法を知りたい」

「レディとのコミュニケーションを深める術を身につけたい」

と、考え願うようになり、レディと一緒にフィールドを楽しむためのトレーニングを始めました。

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レディとは、K9(注2)ドッグダンス(注3)など、犬と人が近い位置でともに楽しむ競技の練習もしてきました。

これらは、区画され安全が保障された環境で行う犬との競技です。

それに対して「フィールドトライアル」は、決して安全が保障された競技ではありません。

競技に対する明確な認識、日々積み重ねる経験と根気強い練習、そして犬の行動・狩猟犬の特性を知らずにトライすることは難しく、ハンドラーである私たちが謙虚に学び続ける意識が必要だと思っています。

 

ちょっと大変そうですよね。

それでもレディとフィールドの練習を続けているのは、なにより楽しいからです。

鳥猟犬たちとの共同作業の魅力は、人のコントロールだけでは成立しないところです。

鳥猟犬たちは、とても自主性の高い行動をします。

そこで必要になってくるのが、自分(ハンドラー)自身をコントロールすること。

犬の自主性を尊重し、観察し、愛をこめて共に暮らしコミュニケーションを深め、共に楽しみ学び、
トレーニングをしていくことで、素晴らしいパートナーシップをつくりあげていくことができる、、、content_4693f51e0450a86545789728307f9c28f5745f07


こうして、犬たちがつなぎたどり着いたのが、今の私です。

今の私は、犬たちのために自分を活かしボランティアに関わること、犬とその家族が楽しく暮らす手伝いをすることを自分のライフワークとしたいと考えるようになりました。

 

ライフワークとは、

『自分のなかにある「幸せの源泉」から湧き出る情熱を使って自分らしさを表現し、まわりと分かち合う生き方』

「幸せの源泉」とは、そこにつながるだけで、本人が幸せになるようなこと。

その人らしい本質で、静かでありながら、つきることのない情熱がある場所である。

〈自己啓発書作家の本田健さんの言葉〉

『それまでバラバラになっていた断片につながりを与えて、ある有機的統一にもたらしてゆくひとつの奇跡、個人の奇跡を行うことにほかならない』

〈作家の外山滋比古さんの言葉〉

 

きっと、その人にしかできない、生涯の仕事として楽しみながら続けていくことがライフワーク。

yoga哲学でも、自分の本質を見つけることが、成長の一歩と謳われています。

そして、見つけたものがあったら、それを「いい」「わるい」と "ジャッジ" せず、ただ「観て」次にすることを「選択(決める)」だけでいいと。

 

嬉しいこと、楽しいこと、幸せなことはもちろん、苦しいこと、哀しいこと、辛いこと、時にはおさえきれないような怒りに暴れたくなることだってあります。

思考に生きる私たち人間は、考えに縛られ身動きがとれなくなることがありますよね。

そんなとき、私は、隣にいる犬たちを観るんです。

 

シンプルに『今を生きている』犬たち。

一瞬一瞬、ひとつづつの選択を積み重ねて生きている犬たちが私に伝えてくれているように感じます。

 

「わたしたちと同じことをすればいいんだよ」と。

私がいちばん好きなyogaのマントラ(言葉、お経のようなものです)

『Lokah Samasta Sukhino Bahvantu』

~ 全てのいきものが自由で幸福でありますように

そして、その自由と幸福に

  私の考え・発言・行動がなんらかのかたちで役立ちますように ~

 

すべての存在と出来事と自分と未来はつながっていく。

その中でいちばん大切なのは「今」。

自分の意識で変えられるのは、唯一今の自分だけ。

今の自分が何を考え行動をするか。

 

CACIを応援していただいているみなさんに有難うございます。

いつでも、どこにいても、どんな形でも、CACIの犬たちに想いをよせていただけることに、心から感謝しています。

 

そして、私の生き方・大切な友人・やさしく強い想いを "つなげる" 犬たちに最大の敬意を♪

 

 

【ブリーディング】(注1)

犬種の向上と改良に配慮した繁殖のこと。

 

【K9ゲーム】(注2)

https://pet-dog-training.jp/about/

 

【ドッグダンス】(注3)

ドッグダンスとは、飼い主と飼い犬が一体感を持って行う

「ドッグスポーツ」の1つです。

http://www.auradog.com/

 

 

 

吉川 奈美紀(きっかわ なみき)

ペットとゴロゴロのんびり暮らし『GORON』ライター

https://goron.co/

ヨガ・ピラティス・空中ヨガインストラクター

メディカルアロマアドバイザー

http://namiyoga.com/index.html


【CACI物語:卒業犬 ㉔「レディ」コロ、ノア、ポーラ、ひなた】前編


ボランティアであり、里親であり、フィールドトライアルを鳥猟犬と楽しむひとりの飼い主でもある自分が、ここに文章を書こうとしたとき、伝えたいことや想い出が山のように溢れてきました。
これまで一緒に暮らしてきた犬たちやお散歩ボランティアで出会った犬たちとの想い出、ボランティアを通して体験したこと・気付いたこと、フィールドトライアルや鳥猟犬たちと野山を遊ぶ中で出会った人たちや知ったこと。
ひとつひとつへの想いが大きくて、何について話そうか思案していると全部のことを"つなげているもの"があることに気づきました。
 
私は、yoga(ヨガ)を学び・伝えることをライフワークにしています。
ひとつのエクササイズ方法と思われる方も多いと思いますが、yogaは、より快適に自分らしく生きるための「哲学」としてうまれました。
ヨガの語源となったサンスクリット語「yuj」は、馬車と馬をつなぐ"くびき"のこと。
その用途と同じく、「yoga」は『つながる・つなげる・コントロールする』を意味しています。
ココロとカラダ、呼吸を通して自分と環境(自然)、人と人、さまざまなつながりがあります。
そして、私たち犬飼いがなにより大きく大切なつながりと感じているのは、きっと犬とのつながり。
 
私が、初めて一緒に暮らした犬は、ミックス犬の「コロ」
幼稚園児の私が、拾ってきた仔犬です。
拾ったところに戻してきなさいという母の言葉を聞かず、玄関に立ちんぼしている私にぶら下げられるように抱えられたコロの写真が残っていました。
-コロとの暮らしでスタートした私の犬人生。
大人になり自分の責任で初めて家族に迎えた「ノア」。
子供の自分が、コロにしてあげられなかったことがたくさんありました。
ノアには、自分のできることをいっぱいいっぱいしてみた。
犬のことを学び知ることで、犬がもつ尊い愛情をたくさんもらいました。
-そして、ノアとの暮らしは私たち人の残酷な行い(殺処分)を知るきっかけになりました。
1頭でも殺される犬を減らしたい、1頭でも幸せな時間を過ごしてほしいと思い、初めて里親として家族に迎えた「ポーラ」。
ポーラは、廃業したブリーダーから猟をする方に引き取られ、猟にはむかないと一般家庭へ引き取られ、先住犬や家族の考えに合わずと、短い間にいろんな場所を転々としながら里親募集されていました。
やせ細り小さく震え続けていた身体と心が、時間をかけて緩み天使のようになったポーラ。
いつからでも変われる、犬の純粋な強さを知りました。
― ポーラとの出会いで知ったGUNDOG RESCUE CACI
 
たくさんの犬たちに囲まれ犬に埋もれながら暮らしたい私でしたが、当時の私たちには現実的ではありませんでした。
住まいには、飼育頭数制限があり預かりボランティアもできない、、、1頭でも多くの犬たちが当たり前に生きていくために私ができることはないか?
考えた末、まずは転職!
引っ越しで捨てられるペットを減らすためにはペットと暮らせる賃貸住宅を増やせばいいのだ!とペット共生型賃貸住宅を管理する会社で仕事をしながら、自分の持っている資源(体力・時間・知識や経験)でできることを探し見つけたのが「GUNDOG RESCUE CACIでした。
大型犬との暮らしていたので、CACIが保護している大型犬たちとの散歩やお世話にはすぐ馴染みました。
ただ(笑)CACIに保護される犬たちは、ポーラ(ベンチタイプ:注1)と同じ犬種イングリッシュセッターとは思えないほどパワフルなフィールドタイプたち。
中には、実猟経験のあるであろう犬たちとの散歩は、びっくりと発見がいっぱいでした。
 
【ベンチタイプ】 注1
ショーやコンパニオン(家庭犬)として猟欲を抑えた血統をベンチ・タイプ
ガンドッグとして使われる血統はフィールド・タイプ という。
セッターは世界初のドッグショーに出た優雅な鳥猟犬種である。

吉川 奈美紀(きっかわ なみき)
ペットとゴロゴロのんびり暮らし『GORON』ライター
        https://goron.co/
ヨガ・ピラティス・空中ヨガインストラクター
メディカルアロマアドバイザー
 

鳥猟犬を保護すると
まず、お散歩に出てみます。
そして、その子の行動をよーく観察します。

車やバイク、すれ違う人、犬、猫、鳥。

どんな反応をするのか、ひたすら観察します。

時には、大きな音でビクついたり、
すれ違う人に怯えたり

ほんの少しの変化も見逃さないように。

実猟に使われていたと思う子も
家庭の中に入り、その家のルールを学び
生活が決まってくると、落ち着いてきます。

ルナちゃん 
英語のブログですが画像も素敵。
レナータさんのブログです。
クラウドの英語バージョンも作って下さいました。
レナータさん、ありがとう。

1407370578

広いフィールドを駆け抜けて来た子でさえも
家庭犬となっている。

まめきち君
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犬の持つ順応性は人が思うよりはるかに高いのです。

暖々君
ドックサロンファクトさん
犬の魅力を引き出すプロ!


タイセイ 2014年5月16日 064

ボロボロだった体も心も
時間をかけて接していくことで
本来の姿に戻っていく。

ソル君


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フィールド競技も楽しいけれど
犬と楽しむことは、他にも沢山あります。


モロ君
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何を教えようか、考えることも楽しい。
そして、チャレンジすることも楽しい。

拙者君
タイセイ 2014年5月16日 073

私たちボラは、お散歩に行って、身の回りのお世話をして
月に一度、星野貴大先生から
シェルターにいる子たちのトレーニングを学んでいます。

トレーニングの始めは
とてもシンプル。
普段の生活の中でやってること。

難しいことはなにもしてません。
それなのに、犬たちは学び
とても楽しそうにしているのです。


026

犬たちが笑顔を取り戻していく
その「過程」は
ボラとして最高の時間です。

預かりボランティアが増えれば
沢山の鳥猟犬が笑顔を取り戻すことが
できます!


私たちの新しい挑戦は
預かりボランティアのチームを作ることです!


預かりボランティアに参加してみませんか?


預かりボランティアの詳細は
DMにてお送りさせていただきます。
件名「預かりボランティア」とお願いします。
gundogcaci@gmail.com

お電話いただく場合は
必ずショートメールにお名前を添えて
お願いいたします!
受けられない場合もありますので
折り返しさせていただきます。 
090-8305-3718  金子



クラウドファンディングもゴールまで
あと3日となりました❗
ご支援と、熱い熱い応援コメントを下さり
ありがとうございます!
そして、私たちをゴールへと
運んでくださる皆様に心から
御礼申し上げます❗

最後の日まで応援よろしくお願いいたします‼️
代表 金子理絵






いつも応援して下さる皆様、ありがとうございます!
下記フードの在庫が残り少なくなってまいりましたので、募集させて頂きます。


サイエンスダイエットアダルト小粒←最後の1袋となってしまいました!
楽天
Amazon



物資ご送付先お問い合わせフォーム


ご支援、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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【CACI物語:預かりボランティア ②】


ぼく、エディ! CACIの「預かりボランティア」しているんだ。

「預かりボランティアって、次のおうちが見つかるまで、保護された犬と一緒に暮らすこと。

ちなみに僕も元保護犬だよ。

気づいたらさ、僕だけ山の中。あれ、あれれれ?うろうろしていたら、行き会った人が、僕を見かけて「ぎゃー」それから、僕を捕まえようって必死の形相の人々がやってきた。それはそれは怖くて1か月、山の中逃げ回ったけどさ、とうとうヘロヘロになった所、捕まっちゃった・・。もうボロ雑巾みたいな姿、ばっちりフィラリア付きでね。

 

預かりボランティア始めたきっかけ?

ぼくだけだったら寂しいかもしれないから、もう1頭迎えようかって思ったんだって。

 

獣医さんに相談したら

「いやあ、相性もあるし、1頭だから寂しいとは限らないですよ。それで飼うのはお勧めしないなあ」

それからいろいろ考えてね、災害とかあったら、パパは当てにならないし、ママはペーパードライバーだから2頭連れて避難は、難しいだろうって結論になったって!

 

しばらくして、近所にあるCACIで「預かり求む」ってブログ読んで、やっぱ2頭飼ったらどうなるのだろうっていう好奇心がうずうずして、申し込んで始めたらしいよ。「預かりなら、いいかな」って。

 

初心者預かりさんは、お世話しやすい犬が来るよ。

といっても、だいたい家の中での暮らしたことがない犬だから、いろいろあるけどね。

テレビ見て仰天したり、 楽器を弾くとハモッてみたり、予想外の場所、壊したりね。

僕も何度、仰天したことか!

まっ、僕んち「犬小屋」だから、基本何してもいいと思うよ。

 

お預かりの犬は、「ゲージ生活」食事は必ずゲージの中。寝る時もゲージ。

それはその犬だけの空間、ハウスだからね。縄張りだよ。

いろいろ生活習慣が確立したら、フリーにさせてもらってる。

お世話はいたってシンプル。一定の生活リズムを壊さないよう、規則正しい生活。

食べて、寝て、お散歩いって、トイレタイム、の繰り返し。

 

一番大切なのは「逃がさない」

だって、知らない土地で、どこいっちゃうか、わかんないじゃない!

リードは必ず2重リード。首輪にはCACIの電話番号。

お散歩のとき、何があってもリードは「離さない」これ鉄則!

そして、家から逃走しないように!これも鉄則!

これさえ、守れば取り合えずOK。

 

あとは、お散歩でいろんな所行って、いろんな人とお話してる。

いわゆる、「社会勉強」

「この子、保護犬で預かっているの」

そうママが説明すると、大概の人は、とても親切で協力的になる。

もう、ご近所総出で飼っているような感じ。

みんな、色々話しかけたたり、おやつあげたり、

もちろん「犬、欲しい人いない!」って声かけも!

ママがおしゃべりしている横で、よく犬友達がトレーニングしてた。

「あら、いつの間にか、“マテ”できるじゃない! お利口ね!」だって!

そして、僕んちは「犬小屋」

みんな最初は、わちゃわちゃしているけど

だいたい、ぼくの行動をみて、みんな覚えていくよ。

ぼく、先輩だからね。

▲ 先輩は、抗議を受けることもある

▲ それでも先輩は、そっと見守っている。

 

▲ そして先輩は、たまには立ててあげる

▲ 何かあったら慰める

▲ 抗議するときは、一致団結

 

ぼくとの相性?

うーん、あまりべたべたはしないな。

「犬がいるな」って感じ。ぼく、大人だから。

おもちゃも貸してあげるよ。でもおもちゃで遊ぶ子、いないな。

おもちゃの遊び方、知らないみたい。面白いのにね。

▲ホントは嫌だけど「ホネ」貸してあげる。

 

何かあったら、CACIに連絡入れれば、何でも対応してくれるよ。

CACIは、定期的にトレーナーさんが来て、勉強会を開いているから

「預かりボランティア」さんは参加できるよ!

預かっているときの通院代は、あとでCACIが払ってくれる。

 

よその子が、家に来る感じって?

うーん、賑やかになるよ。みんなが笑ってる数が増えるかな。

だって、よく変なことしてるもん。

今、ジョギングするよりウォーキングの方が体にいいって言われるでしょ。

犬飼っている人、特に猟犬を飼っている人は長生きするんだって!

 https://diamond.jp/articles/-/156184

(お散歩量、ぜんぜん違うからね!)

お散歩行くと、必ずぼくのことで、行きかう人と軽い話をするし・・・。気晴らしにいいってさ。

ママなんて、犬友達たくさんいて犬の名前は知っているけど、飼い主さん苗字とかほとんど知らないらしいよ。犬連れてないと、誰だかわかんないらしい。

スポーツジムと違って、ぼくのお散歩は雨の日も風の日も必須だから、三日坊主になれないしね。

お世話、ちょっと大変かもしれないけど、楽しさは、その倍々だよ!

機会があったら、「預かりボランティア」挑戦してみて!

きっと、何か新しい扉が開けるよ!

 

「預かりボランティア」ご興味のある方は、まずはお気軽に↓

https://centro387.sakura.ne.jp/Azukari/AzukariForm.html

お預かりにつきましては、関東近辺(東京、千葉、横浜、埼玉)限定です。

 

 

 

 

【エディ】

群馬県山中に遺棄され、愛護センターに収容される。

その後、「群馬わんにゃんネットワーク」に保護され、都内里親に譲渡された。

http://g-wan.net/index/index.html

https://www.pet-home.jp/dogs/gunma/pn64810/

 

 名の由来は、保護団体がイギリスの俳優「エディ・レッドメイン」より命名。

当初「イングリッシュ・セッター」と説明を受けるも、

後にフランスの鳥猟犬「ピカルディ・スパニエル」ではないかと指摘を受ける。

遺棄犬ゆえに、出自は不明。

▲ フランスの鳥猟犬 「ピカルディ・スパニエル」

こ、これは!!!
ロシアの帽子か?

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歌舞伎のかつらか?


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この春にぴったりな新作ヘアーか?
はたまた新種か?
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お散歩で声をかけられました😃

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ウェスティー君、やる気男子です。


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新入りちゃん、ご挨拶がとても上手で
ウェスティー君も安心したようです。

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可愛いを連呼するママさん。
「この子も保護犬?」とあまりに懐こいので
聞かれたくらい、アマアマちゃんで、人が大好き。

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温厚、フレンドリー。
遊び方も上手!

この子なら、いつでも
新しいご家族のもとへ行けますよ。


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譲渡会は5月24日塩浜ドックランで
行いますが、個別お見合いは
4月よりお受けします。

体も小さくとにかく花丸💮
健康状態問題なし!

お声お掛けくださいね。




クラウドファンディングの挑戦も残り4日となりました。
鳥猟犬保護をなぜ始めたのか?
必ず聞かれます。
一言でいうのであれば「導かれた」ように
そこへと向かっていった活動。

「その時」必要であった活動が今もなお続いている。
この活動は本来終わらせることができると
思うのです。

囲いのない中で放たれる猟犬にマイクロチップを装着し狩猟犬登録をする。
未登録の猟犬は狩猟に使用できない。

狩猟に関する法律の改正です。

そこまでたどり着くには
まだまだ時間が必要だと思います。
マイクロチップの義務化まであと3年。
この導入でどう変わっていくのかをみて
次の目標を定めていく。

長年続く鳥猟犬放棄、
いつか終わりが来ることを願い
この会を守り、継続した活動を
行えるシステムを作らなければならないと
思っています。

これだけのご支援を頂きながら
まだ不足していますと言うのは
欲張りなのかもしれません。

でも、今、会の立て直しを
しなければ続けていくことも
難しい状況です。

どうか、私たちの声が想いが
多くの皆様に届きますよう願っています。



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